機能性表示食品とトクホで効果や副作用の違いは?

健康を意識した多くの食品がある中、商品パッケージに「コレステロールの吸収を抑える」や「糖の吸収を抑える」など様々な機能が書いてある商品が増えてきています。

 

これらは、トクホと呼ばれる特定保健用食品と、機能性表示食品といった機能表示が許可されている食品です。こちらでは、この特定保健用食品と機能性表示食品の違いについて紹介します。

 

特定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品はどう違うの?

トクホマークでお馴染みの特定保健用食品と、新しく誕生した機能性表示食品、一見同じようにも思うかもしれませんが色々と違いがあります。その違いを確認していきましょう。

 

食品に機能を表示するには、条件があった

特定保健用食品、機能性表示食品は、両者とも国の定める保健機能食品制度をクリアした保健機能食品にあたります。保健機能食品制度とは、その食品の栄養成分の機能を商品に表示できる制度のことです。

 

特定保健用食品、機能性表示食品ともに表示できる基準をクリアしています。ただし両者ともそのクリアしてる基準は違います。その違いとはどのようなものなのでしょうか。

 

特定保健用食品(トクホ)とは

特定保健用食品、通称トクホの誕生は1991年9月で、健康増進法に準拠しています。トクホは製品ごとに国が科学的根拠など妥当性を審査し、消費者庁長官によって許可され、効能・効果の表示ができるようになった食品を指します。

 

人型が両手を挙げ体全体で健康のKを表す「K」の形をしているトクホマークがついているのを見たことがある人は多いでしょう。表示内容は「お腹の調子を整える」「食後の血中中性脂肪の上昇を抑える」「血圧が気になる人に」「血圧が高めの人に」など13項目ほどになります。

 

このトクホの誕生によって、我々消費者は国から保証された食品の機能をパッケージ表示で知ることができるようになりました。ですがトクホを許諾するためには、事業者が負担する4千万〜億単位の開発費と何年もの時間、そして審査側の国の負担があり、トクホの商品数を増やすには多大な労力が必要でした。

 

また、その負担の大きさから大企業以外が参入しづらいこともあり、より簡便に機能性を表示できる食品の誕生が期待されました。そしてできたのが、機能性表示食品です。

 

機能性表示食品とは

食品表示法に準拠し、2015年4月に制度化された機能性表示食品、これはトクホとはクリアする基準が異なっています。機能性表示食品は国が定めたルールに基づき、安全性、科学的根拠に基づいた機能性を事業者が消費庁長官に届け出て承認されたものです。

 

事業者より届けられた情報は、消費者庁のウェブサイトで誰でも見ることができます。

 

国側による審査はないので、安全性、機能性については事業者側が保証、責任を持つとされています。この制度によって、トクホに比べて開発費、時間、手間を圧縮して機能性を表示した食品を販売することができるようになりました。

 

また、トクホが表示している機能性は13項目ほどしかないですが、機能性表示食品は科学的根拠を満たしてさえすれば事業者が独自に開発した機能性も表示できます。

 

例えば、機能性表示食品であるファンケルのカロリミットは、食事の糖と脂肪の吸収を抑えるというダブルの機能を持つサプリメントとして、消費者庁が初めて届け出受理をしたものです。このように、機能性表示食品よってトクホが表示していた項目以外の機能表示が増え、保健機能食品の選択肢が広がったといえます。

 

効果や副作用の違いは?

トクホと機能性表示食品の違いを見てきましたが、ではそれぞれの効果に違いはあるのでしょうか。

 

栄養素の含有量の違いが効果を分ける

例えばトクホ、機能性表示食品ともによく商品化されているのは難消化性デキストリンという食物繊維を含んだ食品です。これは糖の吸収を穏やかにする機能があると言われています。

 

トクホと機能性表示食品での違いは、それぞれの食品に含有されている難消化性デキストリンの量で、その量の違いが効果の違いに現れてきます。どちらともパッケージに一日に摂取する量の目安が書いてあるので、それを見て自分に必要な分を摂取すれば、効果に違いがあるということはそうそうないでしょう。

 

効果については栄養素の分量の差で起こるものくらいなのですが、機能性表示食品についてはまだ新しい制度であり、また認可までのハードルも高くありません。そのため、その提出された機能の科学的根拠の弱さに、本当に効果が期待できるのかと疑問の声が上がっている食品があるもの事実です。

 

そうなるとトクホの方が効果が期待できるといえるかもしれません。気になる人は消費者庁のウェブサイトで機能性表示食品を根拠づける論文を読んで、その効果が期待できるのか自身でチェックすることをおすすめします。

 

副作用ってあるの?

トクホ、機能性表示食品は健康のためにあるので、副作用はないと思われる人も多いかもしれません。ですが、どちらとも一日に摂取する量の目安を守らず過剰摂取してしまえば、多くの栄養素で副作用が起こります。

 

例えば先ほどあがった難消化性デキストリンを過剰摂取すると下痢になってしまいます。また、貧血で鉄剤を服用している人がカテキン入りのドリンクを飲みすぎると、カテキンは鉄を吸収してしまうので貧血になってしまいます。ですので、保健機能食品を摂取する時は必ず摂取量の目安を守りましょう。

 

また、注意しなければいけないのが医薬品との飲み合わせです。処方薬、市販薬ともに保健機能食品とともに飲むと、互いが影響しあって副作用が起こることがあります。

 

例えば、血圧を下げる薬を飲んでいる人が血圧を抑える保健機能食品を摂っていると、血圧が下がりすぎてしまったりしてとても危険です。

 

そもそも機能性表示食品などは、国が「疾病に罹患(りかん)していない人(未成年者、妊産婦、妊娠を計画している人、及び授乳婦を除く)を対象にした食品」と言っています。病気をして薬を服用している場合は、必ず医師、薬剤師に相談してから飲むようにしてください。

 

まとめ

このようにトクホ、機能性表示食品はその効果、副作用ともに摂取する栄養素の量によるということがわかりました。他の薬との飲み合わせでもリスクがあるので必ず医師、薬剤師に確認してから飲むようにすることが大事です。

 

消費者として1日に必要な栄養素をきちんと確認しつつ、消費者庁のウェブサイトでエビデンスをチェックし、健康になっていきましょう。

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